1. |
August
01:42
|
|
||
|
観念の廃墟で妄想は芽吹く
厳かに続く晩夏の葬列
未だ浄化されずに残るのは
人称もわからない過去の願い
あくまでも無機的な視線と
観念に刻まれた不能性
違う仕草を求めようとして
同じ道を歩き続けた
百年前の百年後
見えない轍を未だに睨み
窓の中で揺れる馘
暗い駅舎が遠ざかる
|
||||
2. |
Drown
01:20
|
|
||
|
記憶のせいで刻まれる理性 思い出す過程で分かれ
滲むような悲鳴 裸足で走って 足跡まみれで語る
誰のせいで？ 全ては霧中で 無数の否認が
足取りは奇妙に軽く海辺の街へ
波の見えない灯台の下で彼はとうとう座り込んだ
巧妙に付け入られ騙される そういう夜 そういう愉悦
手の甲に焼き付けられた 赤い斑を見つめる
彼我を分かった
劣情と指名
地べたに指を這わせた今 誰の鼓動も聞こえない
帰りを待つ者のない人に 覚めない酔いは押し寄せる
薄暗がりに女が見えた 旅立ったと聞いたあの女
汽笛は遠く煙も見えない 風に染みつく秋の気配
|
||||
3. |
Song 1
01:02
|
|
||
|
嫌ったはずの群衆の街で
人格さえ投下して裏切り
話しかけて 転びかけて 見境もなしに吐きかけて
穿った彼の欲望の脚は
歩くこと以外は知らずに
話しかけて 転びかけて 見境もなしに吐きかけて
浴びるほどの酒により あなたを呑み込めたら
嫌ったはずの群衆の街も 俺を許すのだろうか
無言で叫び韜晦する 人称もわからない過去の願い
算段もつかない やるせない 永遠に続く内省と遡行
今もそうなのか？ 消えてくれない過去の願い
百年前の百年後 私の足音 無音に
|
||||
If you like Gensenkan, you may also like:
supported by 18 fans who also own “Gensenkan”
So melodic n chaotic, absolutely beautiful
go to album
supported by 17 fans who also own “Gensenkan”
かつてセカイ系と揶揄された激情ハードコア、しかし彼らangrysonの表現には真摯な何かを感じます。
go to album
supported by 15 fans who also own “Gensenkan”
go to album
The Italian hardcore group’s latest is a powerful, claustrophobic album that rarely lets up its mathy, metallic assault.
go to album
Artificial Bouquet
by Frail Body
New on Deathwish, explosive screamo from this Illinois band, full of scalding riffs and searing vocals.
go to album
Derramar | Querer | Borrar
by MASSA NERA
Massa Nera makes '00s-style screamo that strikes a balance between delicate intricacy and heavy passion.
go to album
